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こんばんは、みやうちコウです。
想像力をフルで発揮したら、悪いことなんて絶対に出来ないです。
どこかで読んだ漫画で、
こんなエピソードがありました。
会社員の男性がコンビニでタバコを買おうとしてた。
その日は仕事が忙しく、ろくに休憩することも出来なかった。
家に帰っても、ごはんが用意しているわけでもない。
男は一人暮らしだった。
2年前に女房に逃げられてから、いいことなんてない毎日。
目の前の店員はタバコの銘柄がわからないのか、
いつまで経っても、持ってこない。
男のイライラは頂点に達した。
男 「おい! タバコの名前もろくにわからないのか!」
店員「す、すみません。今日からバイトなもので・・・」
男 「新人だからって許されると思ってるのか!!」
男は店員に罵声を浴びせ続け、店をあとにする。
店員は男が店を去ると、
すぐに携帯電話を取り出した。
店員「ねえ、パパ。今こんなことがあってね・・・」
翌日、男は出社すると同時に、
社長室へと呼び出された。
呼び出された理由もわからず、混乱していると、
社長がすぐにやってきた。
社長「君、昨日コンビニに寄ったかい?」
男 「コンビ二に行きました。タバコを・・・買いませんでした」
社長「え、じゃあ何のためにコンビニに寄ったんだい?」
男 「タバコは買おうとしました。でも、そこにいた店員がぼんくらで、
選ぶのに時間がかかって、買うのを諦めたんです」
社長「そうか、そうか」
男 「大体、新人だからって許されると思っている態度が気に入りませんね」
社長「なるほど、そうか。で、その店員というのは、
うちの息子でね」
男 「え、社長の息子さん・・・?」
社長「随分ひどい言い方だったみたいじゃないか。うちの息子は泣いていたよ」
男 「す、すみませんでしたーーー!!!」
その後、会社で男を見たものはいなかった。
大体、こんなような内容でした。
(一部、内容はわざと変えています。)
物語の中のキャラクターに注目して読んだ人は、
馬鹿な男だなーーとか、
タバコくらいで小さいやつだなーとか、
社長にすぐ連絡しちゃう息子弱いなーとか、
そう思って、そう感じると思います。
そして、
僕はこれを読んだとき、
「世の中の循環を考えれば当然、そうなっちゃうね」
と思いました。
世の中は循環というか、
周り巡っていて、
いいことも悪いことも、
ぐるぐると回っています。
もし男が想像力をフルで発揮出来ていたら、
「今、目の前の店員に怒鳴ったら、
実は社長の息子で、
実はファザコンで、
すぐにチクられて、俺は首になるかもしれない」
っていう想像が出来るんです。
そして、感の鋭い人はこう思います。
そこまで考えている人いる?
それじゃ何も出来ないし、
やりたいことに制限がかかるじゃない!!
ってなると思うんです。
確かに四六時中、こんな想像力を全力で発揮していたら、
疲れちゃうし、
想像の結果によっては、
何にも出来なくなり、
八方塞がりになります。
なので、
一つだけ気をつけていればいいんです。
それは、
「自分から悪意を持って、他人に何かをしない」
ということです。
意地悪してやろうとか、
少し懲らしめてやろうとか、
復讐してやろうとか、
そういった悪意の心は必ず自分に帰ってきます。
だから、
他人に対しては、
「愛を持って行動する」
それだけでいいし、
それが出来るまでが大変だし、
愛を持って行動することで、
悩みを減らし、
より良い人生にしましょう。
あなたの「愛」が誰かを救い、
誰かにまた救われる。
情けは人のためならずってやつですね。
またね!!
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